
21日午前11時30分、コインマーケットキャップでビットコインは、1週間前より3.12%上昇した8万7353ドル(約1228万円)を記録している。これは前日の安値である8万4045ドルから3000ドル以上上昇したものだ。
ビットコインは2025年に入って最低を記録した4月7日の7万4830万ドルから約16%上昇し、史上最高値とのギャップも20%水準に縮小した。
一日2.4%上昇はビットコインにはよくある動きだが、今回の上昇は3月初めから続いたボックス圏の上限突破を試みる流れと解釈される。
「The Wolf Of All Streets」として知られるScott Melkerは、この日Xを通じて「ビットコインが突破している」とし、「一方、ナスダック先物は1%下落中」と言及した。
市場分析メディア「The Kobeissi Letter」もXを通じて、「金とビットコインの物語が数年ぶりに一致している」とし、最近、金が史上最高値を更新した中、ビットコインも上昇の流れに参加していると評価した。
続いて、「金は過去12ヶ月間に55回目の史上最高値を記録し、ビットコインも正式にラリーに参加している」とし、「金とビットコインは米ドル安と一緒に、より大きな不確実性が近づいているというシグナルを与えている」と付け加えた。
米ドルを6つの主要通貨に対して評価するドルインデックス(DXY)は、今年初めに比べて約10%下落した。これはグローバル貿易緊張の高まりによる影響と分析される。
一方、資産運用会社「Geiger Capital」もビットコインの上昇を言及し、技術株先物及びドル安との「デカップリング(脱同調化)」現象を言及した。
2025/04/21 12:53
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