アルゼンチン国民の半数以上がハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領を信頼していないことが分かった。

26日(現地時間)、コインテレグラフは、アルゼンチン国民の57.6%が46億ドル規模のリブラ(LIBRA)スキャンダル以降、ミレイ大統領を信頼していないと報じた。

調査機関Zuban Córdobaは、3月に1600人を対象にLIBRA暗号資産詐欺スキャンダルが勃発してから1ヶ月が過ぎた今、ミレイ大統領をどれだけ信頼しているかについて調査を行った。

その結果、回答者の57.6%が否定的な反応を示し、36%は依然としてミレイを信頼していると回答した。残りの6.4%は確信がないと答えたと報告書は伝えた。

最近、ミレイ大統領のイメージや国政運営の評価などの指標は、ここ数ヶ月で大きく低下している。Zuban Córdobaの調査によると、ミレイ大統領の国政運営に対する肯定的な評価率は2023年11月の47.3%から2024年3月の41.6%に低下した。

報告書は、「ミレイ大統領の国政運営に対する否定的な評価が徐々に増加しており、限界点が見えない」とし、「政治的議題で葛藤が増加し続け、政府に対する評価の変化が固まっている」と分析した。

一方、サンアンドレス大学が3月11日から20日まで1020人を対象に行った別の調査では、ミレイ大統領の支持率が45%に低下したことが分かった。

しかし、すべての調査結果がミレイ大統領にネガティブなものばかりではない。

世論調査機関であるモーニングコンサルト(Morning Consult)が2月27日から3月5日まで実施した調査では、LIBRAスキャンダル後もミレイ大統領の支持率が62.4%を維持していることが分かった。

ミレイ大統領はLIBRAとの距離を置こうとする様子を見せ、2月14日、論争となったX投稿で自分はLIBRAトークンを宣伝したのではなく、単に情報を伝えただけだと主張した。
2025/03/27 17:26
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