暗号通貨決済企業ムーンペイ(MoonPay)がAPIベースのステーブルコインインフラストラクチャ開発会社「アイアン(Iron)」を買収し、企業向けステーブルコイン市場での地位を拡大している。

MoonPayがアイアン(Iron)の技術統合を通じて、企業は多通貨財務管理及びステーブルコイン決済ネットワークの構築が可能になる見通しだと報じられた。

発表によると、今回の買収により、Moonpayの企業顧客はステーブルコイン決済を即時、低コストで受け入れることができるようになる。また、アイアンの技術を統合することで、企業がリアルタイムでステーブルコインの財務管理を行うことができ、これを活用して米国債などの収益を生み出す資産を購入することができるようになる。

MoonpayのCEOであるIvan Soto-Wrightは、「Ironの技術を通じて、企業、フィンテック企業およびグローバル商人に即時かつプログラム可能な(コードベースで自動化可能な)決済機能を提供する」と述べた。

一方、Ironの買収は、Moonpayが今年行った2番目の大型買収だ。

去る1月、ムーンペイはソラナ(Solana)ベースのブロックチェーン決済プロセッサー「ヘリオ(Helio)」を1億7500万ドルで買収したことがある。
2025/03/14 14:49
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