
同じ時間コインマーケットキャップ基準、海外ビットコイン価格は前日同時間より2.15%下落した8万2068ドル(約1219万円)を記録した。
前日8万4000ドルで反発したビットコインは、この日再び下落し、午前一時7万9986ドルまで下落した。その後、下落分を回復して8万2000ドル台で取引されている。
前日に公開された米国PPIが市場予想を下回ったため、物価上昇に対する懸念を一息ついたが、ビットコインの価格は下落した模様だ。米国労働省によると、先月の米国PPIは前月比横ばい(0%上昇)にとどまり、市場予想(0.3%上昇)を下回った。
ビットコイン価格が下落した背景には、トランプ大統領の関税賦課関連発言がある。トランプ大統領は前日、自身のソーシャルネットワークサービス(SNS)に「米国産ウイスキーに50%の関税を課したEUに対する報復として、EUから輸入したすべての酒類製品に200%の関税を課すと脅した。
トランプ発の関税戦争で貿易紛争が激化すると、経済的な不確実性が大きくなり、リスク資産であるビットコインの価格が下落したものと推測される。
ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)は純流入に転換した。去る12日(現地時間)、ビットコイン現物ETFに合計1330万ドル(約19億7557万円)の資金が流入した。
2025/03/14 14:08
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