
ソウル南部地検・仮想通貨犯罪合同捜査部は10日、詐欺容疑が持たれている朴被告とコインプラットフォーム開発会社代表のムン(文)被告を拘束状態で裁判にかけたと明らかにした。
朴被告は2021年3月から2022年4月までコイン事業に対する意思なしにスキャムコイン「Artubeコイン」を発行した後、虚偽で公示して相場を操縦し、コイン投資家から約2600億ウォン(約263億円)を詐取した容疑を受けている。
これに先立ち、朴被告はまた別のスキャムコイン「ブドウコイン」を発行、同じ手法で価格を人為的に高めて、約1万8000人の投資家から809億ウォン(約82億円)をだまし取り、216億ウォン(約22億円)の利益を得た容疑で昨年8月に拘束起訴された。
朴被告は拘束されたまま裁判を受けて1月22日に保釈釈放されていた。在宅起訴の状態で1か月も経たないうちに別のコイン詐欺容疑が追加されながら、先月20日に拘束された。
ソウル南部地方裁判所令状専門担当のハン・ジョンソク部長判事は、「証拠隠滅および逃亡のおそれ」を理由に朴被告に対する拘束令状を発付した。
朴被告はブドウコイン事件で出国禁止の措置となっていたが、2023年12月にチョルラナムド(全羅南道)チンド(珍島)郡のキソン港で5トン級の漁船に乗って密航を試みて警察に捕まり、実刑を宣告されている。
2025/03/10 19:11
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