暗号資産(仮想通貨)市場の流動性指標に分類されるステーブルコインの時価総額が最近、回復傾向を見せている。

暗号資産データ企業であるコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)は、ステーブルコインの時価総額の回復が「強気相場突入のシグナル」と解釈した。

報道によると、コインマーケットキャップのリサーチ総括アリス・リウ(Alice Liu)は「ステーブルコインの時価総額が1720億ドル(約25兆円)規模に増加した」とし、「ステーブルコインは、ビットコインの価格が上昇し、モメンタムが強化された時、直ちに資金を投入できる巨大な現金保有庫と見なければならない」と分析した。

続いて、「ステーブルコインの一部は脱中央化金融(DeFi)に使用されているが、流動性の規模があまりにも大きく、暗号資産価格が再び上昇し始めると、ステーブルコインが上昇に火をつける可能性がある」とし、「特に暗号資産取引所に保管されたステーブルコインは、市場に迅速に投入されやすい」と説明した。

その上で、「過去のデータによると、ステーブルコインの増加が価格上昇に先行する傾向を示し、今年、取引所に保管されたステーブルコインが20%増加した」とし、「これは強気相場で主な動力になる可能性が大きい」と展望した。
2024/10/16 14:37
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