大きく上昇していたビットコインが、いわゆる「クジラ(大量保有者)」および機関の買いで24日、横ばい状態を維持している。

同日午前10時13分、コインマーケットキャップ基準でビットコイン価格は、前日同時間より0.1%下がった9万3266ドル(約1331万円)だ。前日一時9万4000ドル線を突破したが、現在は上昇分を一部戻した状態だ。ただし、一週間前に比べれば10%ほど上昇した価格を維持している。

今回の上昇は機関投資家が主導した。ファサイド・インベスターズによると、22日(現地時間)、米国のビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)は9億1200万ドル規模の純流入を記録した。

これは昨年末の上昇相場時と同程度の純流入規模だ。ビットコインETFの純流入転換は、主に機関投資家がビットコインを購入していることを意味する。

Binance、Coinbaseなど大型取引所の「クジラ」も上昇を主導した。

オンチェーンアナリストのCrypto Danは、Xを通じて「ビットコインが上昇するたびにバイナンスホエールの買いがあり、Binanceクジラの動き後にはCoinbase側の動きもポジティブだった」とし、「世界最大の取引所である2つの取引所のクジラが交互に市場を反発させている」と分析した。

ビットコインの次の抵抗線は9万5000ドルと予想される。暗号資産市場分析会社10xリサーチは、最近の報告書を通じて「ビットコインが弱気の流れから強気の流れに転換した」とし、「9万5000ドル区間が潜在的な抵抗線」と明らかにした。
2025/04/24 12:24
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