
17日午前10時5分、コインマーケットキャップでビットコイン価格は前日同じ時間より1.36%下落した8万3101ドル(約1235万円)を記録した。
前日午後8万4000ドル線で取引されたビットコインは、同日夜8万2408ドルに下落した。その後、同日午前一時8万4000ドルに反発した後、再び8万3000ドルまで下落した。
今週の米国の小売売上高発表と連邦公開市場委員会(FOMC)会議を控えてビットコインの価格変動性が大きくなった様子だ。
この日、米国は先月の小売売上高指数を発表する。小売売上高指数は消費者支出の程度を示した指標で、景気減速の程度を把握することができる。市場は先月、米国の小売売上高が前月比0.6%増加したと予想した。小売売上高が市場の予想より低く出れば、今後の米国の基準金利引き下げに対する期待が大きくなる可能性がある。
また、18日(現地時間)から2日間、米国の基準金利を決定するFOMC会議が開かれる。日本時間20日午前3時に基準金利が発表される予定だ。通常、基準金利が下がると、リスク資産である暗号資産の価格が上昇する。暗号資産市場に重要な影響を与える指標である基準金利決定を控え、ビットコインの変動性が大きくなった背景だ。
クロノスリサーチの最高投資責任者(CIO)であるヴィンセント・リューは最近、「暗号資産市場の回復するかどうかは、マクロ経済状況、規制の明確性などが左右するだろう」と強調した。
ビットゲット主任アナリストであるライアン・リーは、「FOMC会議でFRBが基準金利を凍結する可能性が高い」とし、「物価上昇に対する懸念が大きくなれば、タカ派的な態度を示す可能性もある」と分析した。続けて、「タカ派的基調が大きくなると、ドルと債券利回りが上昇し、リスク資産全般に負担を与える可能性がある」と付け加えた。
2025/03/17 11:15
Copyright(C) BlockchainToday bitcoinpost24.com