ポンプドットファンの創業者、「リブラ事件」に怒り…ミームコイン保護装置の必要性主張

Pump.funの創業者であるアロン(Alon)が、リブラ(LIBRA)トークンの40億ドル規模の暴落事態に対して怒りを表明した。

18日(現地時間)、アロンはXに投稿した文章で「ここ数日、LIBRAを取り巻く事件に嫌悪感を感じる」とし、「私は責任者が受けるべきものを受けることを望む」と述べた。

LIBRAトークンは、アルゼンチン大統領のハビエル・ミレイ(Javier Milei)が以前共有したもので、一部ではこれを「精巧なラグプル(rug pull)」とみなしている。

LIBRAは2月15日に発売され、ミレイ大統領が公式トークンとして紹介した。しかし、その後、いくつかのウォレットがそのトークンの流動性プールから1億700万ドル以上の流動性を抜き取ったことが判明し、同時にミレイ大統領がそのトークンを宣伝した投稿を削除したため、わずか6時間で44億ドル規模の時価総額が蒸発した。

しかし、アロンは自身のプラットフォームを擁護し、ポンプドットファンはインサイダーによるトークン発行を防止するためのメカニズムとして設計されたと主張した。 彼はその後、トークン発行プラットフォームはユーザー保護装置を設けなければならず、ユーザーのニーズを満たすと同時に最大限の安全性を確保しなければならないと強調した。

アロンは優先的に解決すべき課題として、△ユーザーが安全かつ倫理的にコインを生成する方法を教育すること、△新規トレーダーのためのオンボーディング手順をより親しみやすくすること、△疑わしい取引パターンや所有構造を持つトークンの露出度を減らしてユーザーの安全を強化することを提示した。