メタプラネット(Metaplanet)が、ビットコイン追加購入のために0%金利の債券400億円を調達した。

メタプラネットは12日、Xを通じて400億円規模の資金を調達し、これをビットコイン購入に使用すると発表した。今回の資金調達は、無利子・無担保・無保証の債券を通じて行われた。

債券とは、投資家が政府や企業にお金を貸して、それに対する利息と満期時に元本を返す金融商品である。しかし、メタプラネットが発行した債券は投資会社EVOファンド(EVO Fund)が支援し、会社側は利息を支払う必要がないと明らかにした。

メタプラネットは2025年第4四半期までビットコインを1万BTCを追加購入する計画で、これは現在の相場基準で約9億5700万ドルに相当する。また、2026年末までに保有量を2万1000BTCに増やす計画であり、これは現在の相場で約20億ドルに相当する。

このような積極的な購入計画は、今後数ヶ月間、大規模な追加購入が行われる可能性を示唆している。メタプラネットが保有するビットコインは、1月28日時点で約1762BTCだった。

また、今回の調達に伴い、メタプラネットはビットコイン購入のための日本円資金規模を従来の1113億円から1073億円に小幅調整した。

メタプラネットは、X投稿に添付した文書で、ビットコイン投資に方向転換した背景として、高い負債水準、長期的な実質マイナス金利、そして継続的な円安など、日本経済の厳しい環境を挙げた。
2025/02/14 14:59
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