ナイジェリア、拘禁されたバイナンス役員の保釈金却下...「逃亡の恐れ」

ナイジェリアの裁判所は拘禁されたバイナンスの役員であるティグラン・ガンバリアン氏に対して、保釈を却下したことが分かった。

現地の報道によると17日、裁判所は同氏が釈放される場合、逃亡の危険があるとして、保釈申請を却下した。

ナイジェリアの検察は、同氏が最近になって、以前のパスポートを盗まれた後、新しいパスポートを得ようとした点を強調しながら、保釈に対して強く反対した。

また、同氏はナイジェリアのどのコミュニティとも関係がなく、3月22日に拘禁から脱出した同僚のナディーム・アンジャルワラ氏のように逃亡する可能性が高いと主張した。

この2人は2月26日、ナイジェリアに到着すると逮捕された。この2人はマネーロンダリングおよびテロ資金調達の疑いで経済金融犯罪委員会(EFCC)から起訴された。

その後、ティグラン・ガンバリアン氏は拘禁が個人の自由に対する権利を保障する国家の憲法に違反したと主張し、政府を相手に告訴した。