ビットコインのボラティリティの中で…暗号資産コミュニティ、「強気ムード」に転換

仮想通貨分析プラットフォームのサンティメント(Santiment)は、ビットコイン関連ソーシャルメディアの投稿のトーンがポジティブに転換したと明らかにした。

サンティメントは16日、Xの投稿で「トレーダーたちがビットコインが9万ドルを回復することができるという楽観的な期待感を示している」と伝えた。これは、一週間の貿易およびグローバル経済関連ニュースに左右されると予想される。ビットコインが最後に9万ドルを超えたのは3月6日だった。

ビットコインが8万5000ドルの水準を行ったり来たりと依然として不安定であるにもかかわらず、市場参加者の感情はより強気になった。

Santimentのソーシャルメディア感情トラッカーである「ソーシャルメディア感情指標」は、16日時点で1.973を記録し、「強気の領域」に入った。以前は1.606を下回っており、ソーシャルメディアユーザーはビットコインの価格がどこへ向かうかわからない中立的な立場にあった。

報道によると、最近、Xでいくつかの有名な暗号資産（仮想通貨）アカウントがビットコインに対する肯定的な意見を共有した。Samson Mowの会社であるJAN3は、「ビットコインが50万ドルに達することは狂った考えではない」と主張した。

また、暗号通貨トレーダーである「テッド(Ted)」は、「世界的な通貨供給が増加しており、最終的にこの流動性がビットコインに流入するだろう。待ってみてください」と述べた。別のトレーダーであるタイタン・オブ・クリプト(Titan of Crypto)は、「ダウ理論によると、ビットコインは依然として上昇傾向を維持しており、引き続き高い高値と高い安値を記録している」と説明した。