
「コインテレグラフ」によると5日(現地時間)、メキシコの大企業グループであるサリナス(Grupo Salinas)の創設者で会長のリカルド・サリナス(Ricardo Salinas)氏は、現在自身の投資ポートフォリオでビットコイン関連の資産が70%を占めていると述べた。
同氏は12年前の2010年にビットコインを1個当たり200ドル(約3万円)で初めて買い入れた後、過去4年半の間にわたって、ビットコインの保有割合を10%から70%まで増やしたと明らかにした。
同氏は最近、「ブルームバーグ」とのインタビューで、「自分は事実上、ビットコインにオールインした」と述べて、「残りの30%は金と鉱山会社の株に投資している。これが全部だ。私は債権もなく、他の株式もない」と説明した。
この70%のビットコインの割合は、グループサリナスが保有している株式を除いたものとみられる。「Google Finance」のデータによると現在、GRUPO ELEKTRA SAB de CVは時価総額751億5000万メキシコペソ(約36億4000万ドル、約5436億円)規模を記録している。
同氏はビットコインが世界で最も強力な資産であるとし、ビットコインの固定された発行量を強調した。長期的にビットコインを少量ずつ着実に買い入れるドル・コスト平均法(DCA)の戦略を推薦した。
同氏は「できるだけ多く買いなさい。ビットコインは下がるところがない。ただ上昇するだけだ。なぜなら、ビットコインは最も強力な資産であるため」とし「金さえもこれより強くない。金は年間約3%ずつ新しい生産量が追加される。しかし、ビットコインはそうではない」と強調した。続けて、「絶対にビットコインを売るな」と助言した。
2025/03/05 18:47
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