
25日午前9時、コインマーケットキャップでビットコイン価格は、前日同時間より4.74%下落した9万1745ドル(約1375万円)を記録している。一日で9万6000ドル台から9万1000ドル台まで下落した。
まず、暗号資産(仮想通貨)市場はバイビット悪材料から抜け出せずにいる。バイビットは先月22日、ハッキングで14億6000万ドル(約2188億円)規模の暗号資産を奪取された。
奪取された暗号資産のほとんどはイーサリアム(ETH)及びイーサリアムのERC-20(トークン発行標準)系列の仮想資産だ。これにより、イーサリアムの価格が下落した。この日もイーサリアムは前日同時間比10.66%ほど下落した2520ドル台で取引されている。
主要暗号資産の中で最も大きく下落したのはソラナ(SOL)だ。ソラナは「ミームコイン」ブームが消えたことに加え、3月のトークンロックアップ解除の事実が知られ、一ヶ月間になんと44%ほど下落した。この日だけで15%下落し、トランプ当選の好材料による上昇分を全て返上した。
この日、ニューヨーク株式市場が揺れたことも暗号資産市場に悪影響を与えた。24日(現地時間)、S&P500指数は前場より29.88ポイント(0.50%)下落した5,983.25、技術株中心のナスダック総合指数は237.08ポイント(1.21%)下落した19,286.92をそれぞれ記録した。
このように暗号資産市場が大きく揺れ動く中、否定的な展望も出ている。レッカーキャピタルの設立者であるクイン・トンプソン(Quinn Thompson)は、「ビットコインが今後3ヶ月間、最高値を更新できない可能性が80%」と明らかにした。
2025/02/25 15:33
Copyright(C) BlockchainToday bitcoinpost24.com