前日9万3000ドルまで下落したビットコイン(BTC)が9万6000ドルを回復した中、ビットコインが調整相場に入ったが、長期的な価格上昇への期待で大規模な「パニックセル(パニック売り)」はなかったという分析が出た。今後、ビットコインの価格が大きく下落する可能性は低いという説明だ。

20日午前11時25分、コインマーケットキャップ基準でビットコインは、前日同時間より1.35%上昇した9万6864ドル(約1458万円)だ。

ビットコインは前日午前9万3487ドルまで下落した後、価格が上昇し、同日午後から9万6000ドル台で取引されている。

暗号資産(仮想通貨)サービス提供企業であるマトリックスポートは、Xを通じて「最近、ビットコインとイーサリウム先物市場で約6億ドル(約903億円)規模の強制清算が発生したが、追加下落せずに価格が安定化した」と分析した。

また、「以前の強気相場では、トレーダーがレバレッジを過度に活用し、大規模な清算が発生すると、価格が大きく下落した」とし、「今はトレーターのレバレッジ比率が低く、長期的な価格上昇を期待する投資家が多く、“パニックセル”は現れていない」と述べた。続けて「今後、価格が大きく下落する可能性は低い」と付け加えた。
2025/02/20 12:39
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