「正式発売」間近のパイコイン(PI)…上場を受け入れた取引所と拒否した取引所は？

物議を醸している仮想通貨プロジェクトであるパイネットワーク(Pi Network)が公式発売を控えている。

最近、パイネットワークは発表を通じて、20日午前8時(UTC)にオープンメインネットを発売すると明らかにした。発売後は、資産を取引所に移動させて取引することが可能になる。

パイネットワークは、全世界で数百万人のコミュニティを保有している。昨年12月、パイネットワークアプリケーションは1億ダウンロードを突破した。パイネットワークの主要なブロックチェーンメディアプラットフォームであるパイニュース(Pi News)によると、現在、パイネットワークはXで370万人以上のフォロワーを保有しており、これはイーサリアムのフォロワー数と同様である。

パイニュースは、パイネットワークより多くのフォロワーを保有している仮想通貨は、バイナンスコイン(BNB)、ビットコイン(BTC)、ドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)の4つだけだと伝えた。

パイネットワークは、スマートフォンを通じて直接デジタル資産を採掘できるというアクセシビリティーを掲げて6年間存在してきたが、オープンメインネットとネイティブトークンはまだ発売されていなかった。

今回のパイネットワークのオープンネットワーク発売発表により、パイ(Pi)トークンは取引所に上場され、公開的に取引できるようになる。クリプトポテトによると、ビットゲット(Bitget)、OKX、MEXCなどの主要取引所は、Piトークン発売当日に取引サービスを提供する計画であることを明らかにしたと伝えられた。

一方、Piトークンとのやり取りを拒否する取引所もある。BybitのCEOであるBen Zhouは最近、「Piトークンは避けるべきだ」と警告した。

彼は先月12日、Xを通じて「多くの人々が私に“Piに参加する意思があるか”と尋ねた。私は“とんでもない話はやめなさい”と言った」とし、「私は暗号通貨業界で働きながら、このようなことに巻き込まれたくないし、(パイコインと)距離を置くことにした」と強調した。

一方、パイネットワークは韓国、日本、インド、中国、ベトナムなどの国を主要拠点としている。最近、ウー・ブロックチェーン(Wu Blockchain)は「パイネットワークの韓国ユーザー数が130万人を超え、バイナンスやコインベースなどの主要取引所のローカルユーザー数を超過した」と推定した。