就任式を控えて「トランプ効果」期待...テーマコインが最大40%に

ドナルド・トランプ米国次期大統領の就任式が近づくと、「トランプテーマ」として挙げられている仮想通貨が急騰したと、「ニュース1」が報道した。次期トランプ政権が仮想通貨に親和的な政策を打ち出すものと予想され、トランプ次期大統領関連の仮想通貨に対する関心が集まっている。

16日午前8時、ビッサム基準のリップル(XRP)の価格は、1週間前より40%上がった4689ウォン(約500円)を記録した。また、同時間におけるドージコイン(DOGE)の価格は1週間前より18.5%上がった569ウォン(約61円)となった。

トランプ一家のブロックチェーンプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)」が投資したコインも同時に上昇した。チェーンリンク(LINK)とアーベ(Aave)は1週間でそれぞれ11.3%、14.5%の上昇率を記録した。

該当仮想通貨は「トランプテーマコイン」として挙げられている。トランプ次期大統領の就任式が近づき、規制緩和など仮想通貨に親和的な政策が出るだろうという期待が価格に肯定的な影響を与えている。

一部ではトランプ次期大統領の就任式を機に、関連仮想通貨の価格変動性がさらに大きくなるという見通しもある。トランプ次期大統領が選挙の勝利を確定した昨年11月6日から1週間、ドッジコインはビッサムで163%暴騰した。また、同期間において、リップルも50%の上昇率を記録した。