米国ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)が英国の中央銀行と暗号資産関連交換プログラムを発表した。

NYDFSのAdrienne Harris局長は、新興決済手段およびデジタル資産に関する問題を海外機関がどのように処理するかを学ぶための大西洋規制交換(TRE)プログラムを発表した。

TREプログラムを通じて、NYDFSはデジタル資産分野の経験を持つ上級職員を英国中央銀行と交換することができる。

英国中央銀行とのTREプログラムは2月に開始され、少なくとも6ヶ月間実施される予定。ハリス総裁は、「参加者がニューヨークに戻ったときに、金融サービス、特にデジタル資産規制に関する知識をさらに深めることを期待している」と述べた。

NYDFSは、ニューヨーク州の暗号通貨規制を監督し、この地域のビジネスと規制環境を利用する多くの企業の本拠地として機能している。2015年にBitLicense制度を導入し、2023年12月にRipple LabsのRLUSDステーブルコインプロジェクトを承認したのもこの金融規制機関だ。

英国では、英国の中央銀行のような機関は、デジタル資産規制のアプローチにおいて独自の課題を抱えている。中央銀行の規制部門であるPrudential Regulation Authorityは、企業の暗号資産(仮想通貨)へのエクスポージャーを監視し、デジタル資産に関する規則を提案する予定である。
2025/01/14 17:11
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