ロビンフッドが第3四半期の暗号資産(仮想通貨)取引量及び収益が増加し、黒字転換に成功した。

ロビンフッドは決算発表で第3四半期の仮想通貨取引量と収益がそれぞれ前年比112%、165%増加し、144億ドル(約2兆円)と6100万ドル(約92億7670万円)に達したと明らかにした。

しかし、第3四半期の純利益1億5000万ドル(約228億円)と売上高6億3700万ドル(約969億円)は業界の期待を下回ったため、ロビンフッド(HOOD)の株価は時間外取引で12.4%下落した。Google Financeによると、1株当たり純利益0.17ドルはZacksの予想0.18ドルを下回り、売上高もZacksが予想した6億6,120万ドル(約914億5240万円)を3.6%下回った。

業界予想を下回ったにもかかわらず、最高財務責任者(CFO)のジェイソン・ワーニック(Jason Warnick)は、今年のロビンフッドの業績に満足感を示した。ワーニック氏は、「今年の収益を振り返ると、過去3四半期が会社史上最高の収益を記録した四半期であったことに満足しています」と述べた。

2023年第3四半期と比較して、ロビンフッドの暗号資産取引量は112%増加したが、2024年第1四半期の360億ドル(約5兆4771億円)と第2四半期の210億ドル(約3兆1950億円)から大幅に減少した。暗号資産の収益も前四半期の8100万ドル(約123億円)から減少した。

ロビンフッドの保管資産は前年比76%増加し、1522億ドル(約23兆1488億円)に達し、これは暗号資産評価額の上昇のおかげで、同社は暗号資産保管資産が195億ドル(約2兆9652億円)に増加したと述べた。これは2023年第4四半期の147億ドル(約2兆円)から32.3%増加した数値だ。
2024/11/01 09:42
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