CBDC・暗号通貨、競争ではなく共存すべきvsCBDC、既存の問題を悪化させる

インドの暗号資産（仮想通貨）取引所コインDCXの共同設立者が、仮想通貨と中央銀行デジタル通貨(CBDC)は競争対象ではないという意見を明らかにした。

コインDCXの共同設立者兼CEOであるスミット・グプタ(Sumit Gupta)は先月23日、X(旧Twitter)に投稿した文章で、インドのCBDCと民間仮想通貨アプローチに対する洞察を共有し、バランスの取れた規制の必要性を強調した。

彼は「CBDCとビットコインのような暗号通貨は異なる目的を持っており、競合対象として見てはならない。むしろ、お互いを補完する」と主張し、「暗号通貨分野の発展を活用することで、CBDCの効率性、安全性、包摂性を向上させ、実際の応用に適したものにすることができる」と主張した。

しかし、一部は依然として懐疑的である。最近、コインテレグラフとのインタビューで、TON Societyの共同設立者であるジャック・ブース(Jack Booth)は、「CBDCは自主権に最も大きな脅威を与える」と述べ、政府に対する国民の信頼が史上最低レベルであると述べた。

彼は「特に西側諸国で政府に対する国民の信頼は史上最低である。CBDCが導入されれば、選出されていない官僚があなたの資金を完全にコントロールすることになり、何年も前にビットコインが開発された既存の問題をさらに悪化させるだろう」と説明した。