調整局面に入ったビットコイン(BTC)の価格が9万7000ドル台で横ばいで推移している。ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)の純流入額も減少した。ただ、アルトコイン(ビットコインを除く暗号資産)の下落幅が大きい状況で、ビットコインに対する関心が集まり、長期的に肯定的な価格展望も出ている。

7日午前11時40分、コインマーケットキャップ基準でビットコインは、前日同時間より0.17%上昇した9万7372ドル(約1475万円)で取引されている。

ビットコインは前日9万9168ドルを記録し、10万ドルに近づいた。 その後、価格が下落し、同日午前一時9万5000ドル線まで後退した後、9万7000ドルで横ばいしている。

ビットコイン現物ETFは2取引日連続の純流入を記録したが、資金流入規模は減少した。去る5日(現地時間)、ビットコイン現物ETFに6640万ドルの資金が流入した。前日の純流入額より80%減少した数値だ。

ビットコインが調整局面に入ったが、依然として投資家の関心が集まっているという分析が出る。

暗号資産分析会社であるサンティメントはこの日、Xを通じて「ビットコインは先月、過去最高値より11%下落したが、投資心理は依然として強い」とし、「アルトコインがより大きく下落し、ビットコインに関心が集まっているからだ」と明らかにした。

続けて、「一部の投資家の大量売却でビットコインが追加調整を受ける可能性があるが、トランプ米大統領の暗号資産(仮想通貨)親和政策がビットコインの価格を引き上げるだろうという展望もある」とし、「価格変動が激しい今も主要投資家の資金が引き続き流入するなど、長期的な見通しはポジティブだ」と説明した。

暗号資産トレーダーのミッキーブルは、「これまでビットコインは平均的に2月に上昇傾向を維持した」とし、「2013年以降、2月の平均収益率は14.08%で、過去10年間に2回だけ下落した」と分析した。
2025/02/07 13:02
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