26日午後1時5分、コインマーケットキャップ基準でビットコイン価格は前日同時間より0.66%上昇した9万8606ドル(約1551万円)を記録している。前日サンタラリーで9万9800ドルまで上昇し、10万ドル再突破を超えたが、現在は上昇分を一部戻した状態だ。
先月19日から調整局面に突入したビットコインは、利益確定売りが殺到し、9万2000ドル台まで下落した。しかし、6日ぶりにサンタラリーで価格を回復し、25日には9万9000ドル台まで再び高騰した。
しばらくの間、利益確定売りが殺到したため、現在、売り圧力は緩和された状態だ。暗号資産データ分析会社のクリプトクォントは、「12月の間、ビットコイン蓄積アドレス(accumulator addresses)が22万5280BTCを買い集めた」とし、「ビットコインの需要が急激に増加し、売り圧力を緩和している」と分析した。
店頭取引(OTC)市場でのビットコイン供給量も従来の42万1000BTCから今月40万3000BTCに減少した。ビットコインの需要が引き続き発生し、売り圧力を吸収していることを意味する。
また、世界最大の取引所であるBinanceのビットコイン残高も減少傾向にある。これも需要が継続していることを意味している。
クリプトクォントの寄稿者であるダークポスト(Darkfost)は、「Binanceのビットコイン残高が去る1月以来の最低を記録した」とし、「市場に肯定的なモメンタムが形成されているというシグナル」と解釈した。
2024/12/26 13:37
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