ビットコイン(BTC)が、米国の消費者物価指数(CPI)発表を控えて上昇傾向を示している。

6日(現地時間)、金融情報プラットフォーム「ファーサイド・インベスター」によると、米国のビットコイン現物ETFには合計3億7660万ドル(約564億円)が純流入した。この日を含め、7営業日連続で純流入を記録したのだ。

今後のビットコインの価格動向には、11日に発表されるCPIが影響を与える可能性が高い。CPIは米連邦準備理事会(FRB)が雇用指標と一緒に基準金利など金融政策の方向性を決める際に参考する主要指標だ。

市場では今月、米連邦公開市場委員会(FOMC)で基準金利を25bp引き下げる「ベビーカット」を行う可能性を高く見ている。ただし、CPIが市場の予想を大きく上回れば、このような金利引き下げではなく、金利凍結の可能性も排除できない。

シカゴ商品取引所(CME)のフェドウォッチによると、12月のFRBの金利引き下げ確率は85.1%、凍結確率は14.9%だ。

一方、仮想資産に対する投資心理は「極端な貪欲」段階に位置している。この日の暗号資産恐怖と貪欲指数は前日より1ポイント下がった78ポイントだ。この指数は0から100までの数値で、暗号資産市場の投資需要を示す指標だ。100に近いほど需要が大きいという意味だ。

2024/12/09 11:25
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