トランプが作ったSNSであるDJTは暴騰したのに対し、ビットコインは下落するなど、市場も方向性を掴めずにいるようだ。
一旦、DJTは大統領選挙を一日前に先週の暴落を断ち切り、急騰、反転することに成功した。4日(現地時間)、ニューヨーク市場でDJTは前取引日より12.37%急騰した34.34ドル(約5233円)を記録した。
これに先立ち、DJTは先週末(1日)に13.53%暴落するなど、3日連続で2桁の暴落を記録した。これはカマラ・ハリス民主党候補が直前に躍進したためと分析される。
しかし、この日は暴落の流れを断ち切り、急騰反転に成功した。これは、ハリス候補が直前に躍進しているが、ドナルド・トランプ共和党候補の当選可能性がより大きいためと分析される。
DJTは先週急落したが、今年に入って100%近く急騰する連日ラリーをしていた。
それに比べ、ビットコインは下落している。ビットコインも代表的なトランプトレードだ。「米国をビットコインの首都にする」と公言するなど、トランプが代表的なビットコイン擁護論者だからだ。
5日午後1時30分現在、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より1.22%下落した6万8250ドル(約1040万円)を記録している。
この日、ビットコインは一時2%以上急落した6万6803ドル(約1018万円)まで下落し、6万7000ドルが崩壊したこともあった。
先週、ビットコインはトランプ当選の可能性が高いと知られるようになり、7万3000ドル(約1112万円)を突破し、過去最高値に近づくなどラリーしていた。しかし、大統領選挙を前に下落反転した。
一方、ドルはほとんど変化がない。前日には6つの主要通貨に対するドルの価値を計算する「ドルインデックス」が0.3%下落していた。
市場も方向性をつかめず、混迷している。
2024/11/05 14:54
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