ドージコイン、トランプとマスク効果…ビットコインより大きな上昇幅

ビットコイン（BTC）が4月13日以降、200日余りで7万3000ドルを突破した中、「ミームコイン」の代表株であるドージコイン（DOGE）は、より大きな幅で跳ね上がっている。

ドージコインの代表的な支持者であるイーロン・マスクテスラ最高経営責任者（CEO）は、ドナルド・トランプ共和党候補を積極的に支持している。トランプ候補の当選確率が上がり、ビットコインの価格が上昇すると、ドージコインの価格も一緒に上昇したものと解釈される。

マスクCEOもトランプ候補とドージコインを結び付け続けている。マスクは先月28日（現地時間）、X（旧ツイッター）にトランプ候補の選挙遊説に出席して演説した際、自身の写真と一緒にドージコインの画像を掲載した。

また、今月16日（現地時間）には、ドージコインのティッカー「DOGE」と名称が同じ「政府効率化部門」を作ろうと言及した。その後、27日（現地時間）、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開かれたトランプ候補の支持集会に参加し、これをもう一度言及した。

マスクCEOは去る16日（現地時間）、X（旧ツイッター）で「政治家と官僚は人類の発展に大きな脅威になる」というあるユーザーの書き込みに「政府効率部門（D.O.G.E）がその問題を改善する」と返信した。

彼が言及したD.O.G.Eは「政府効率化省（Department of Government Efficiency）」の略称で、ドージコインのティッカーであるDOGEと名称が同じだ。ドージコインを思い出させる意図で当該発言をしたものと解釈される。