米政府の暗号通貨ウォレット、ハッキングで2000万ドルの侵害

米国政府が管理しているとされるウォレットがハッキングされたようだ。

オンチェーン分析会社であるアーカムインテリジェンス（Arkham Intelligence）を引用によると、米国政府が管理しているとされるウォレットから2000万ドル（約30億円）が流出し、これには2016年のビットフィネックス（Bitfinex）ハッキングで押収された資金が含まれていた。

ハッカーはUSDコイン（USDC）、テザー（USDT）、aUSDC、イーサリアム（ETH）などの資金を「0x348」で始まるウォレットに送ったという。

アーカムインテリジェンスは「ハッカーがステーブルコインをイーサリアムに変換し始め、資金洗浄するために資金洗浄サービスと関連したアドレスを通じて資金を移動させている」と明らかにした。