Binanceとの格差を縮めるBitGetウォレット、ダウンロードランキング「2位」に躍進

ビットゲット(Bitget)が世界で2番目に多くダウンロードされた暗号資産（仮想通貨）アプリになった。

最近のブログ記事でBitgetは自社のネイティブウォレットユーザーが4000万人を突破し、これは去る3月以降、100％以上の成長率を記録したと明らかにした。

ウォレットは、9月1ヶ月間だけでも600万件のダウンロードを記録したという。BitGetは今年の成長の主な要因として、TONエコシステムとTelegramとの統合を挙げた。チームは「統合のおかげで、ユーザーがソーシャルメディアメッセンジャーアプリを通じて直接ウォレットサービスを利用できるようになり、Web2プラットフォームとWeb3空間間の接続がよりスムーズになった」と説明した。

第3四半期中、TONのオンチェーンアドレスは4866％増加した。BitGetは「アフリカ、南アジア、中東などの新興市場でユーザーが急速に増加しており、一部の地域では最大413％まで増加した」と明らかにした。

BitGetウォレットが急速に成長する中、最大の暗号資産取引所であるBinanceの仮想通貨アプリは、規制上の困難にもかかわらず、9月だけで990万回のダウンロードを記録し、依然としてチャート上位を維持している。

Binanceは2024年の強気相場の間、暗号資産とフィンテックのダウンロードチャートを支配してきた。第1四半期には、取引とWeb3機能を備えたプラットフォームのモバイルアプリが630万回以上ダウンロードされました。

しかし、その優位性は大きく低下しているようだ。Binanceのスポット市場シェアは9月に27％に低下し、2021年1月以来の最低水準となった。 また、取引所はスポット取引量で約23％の減少を経験し、2023年11月以来最も低い月間総額である3440億ドル(約51兆5770億円円)に達した。