「ビットコイン、最大5万ドルまで下落の可能性」＝スタンダードチャータード銀行

スタンダードチャータード銀行によると、ビットコインの価格が最大5万ドル(約780万円)までさらに下落する可能性がある。

暗号通貨メディアの「ザ・ブロック」によると1日(現地時刻)、スタンダードチャータード銀行はビットコインの価格が6万ドル(約930万円)以下に下落し、5万7000ドル(約880万円)台を行ったり来たりしているため、5万ドル(約780万円)前後までさらに下落する可能性があると予測した。

スタンダードチャータード銀行のデジタル資産研究責任者であるジェフリー・ケンドリック氏はメディアに声明を送り、「ビットコインが6万ドル(約930万円)以下に下落し、今や5万~5万2000ドル(約780~800万円)範囲への経路が再び開かれた」と明らかにした。

同氏は、価格下落の影響で米国で承認されたビットコインの現物上場指数ファンド(以下、ETF)で5日連続して資金の流出が発生していることと、最近香港でビットコインおよびイーサリアムETFの発売に対する振るわない対応を指摘した。

同氏は「現物ETFポジションの半分以上が水中状態なので、一部の清算の危険も考慮しなければならない」と付け加えた。

一方、先月にスタンダードチャータード銀行は、2024年末にビットコインが15万ドル(約2326万円)まで上昇する可能性があると予測している。