WEMADEが投資した企業、相次いで上場(画像提供:wowkorea)
WEMADEが投資した企業、相次いで上場(画像提供:wowkorea)
韓国の「WEMADE」は、ブロックチェーンプラットフォーム「WEMIX」の生態系を広げるための投資を続け、成果を挙げている。

 WEMADEはことし3月に「ALTAVA」、6月に「FANC」に対して戦略的投資を行った。

 ALTAVAは、ラグジュアリーデジタルファッションメタバースおよびNFTマーケットプレイス(B2Cプラットフォーム)だ。ハイブランドの最新ファッションをバーチャルアイテムとして紹介し、ユーザーが経験できるようにする。また、ファッションゲーム、ユーザー制作コンテンツ(UGC)、ソーシャルメディアなど、さまざまな方式でユーザーがプラットフォームで楽しめるようにしている。ALTAVAのユーティリティトークン「TAVA」は7月6日、国内主要取引所「Bithumb(ビッサム)」に上場した。

 FANCは、韓国の代表的なShort Formプラットフォームのうちの1つである「CELEBe」で使用されるユーティリティトークンだ。

 FANCは、補償プログラムであるW2E(Watch to Earn)を通してクリエーターと視聴者がfancyトークンを得ることができるクリエーター経済構築を目標にしている。これは、コンテンツを投稿するクリエーターだけでなく、視聴するユーザーにも補償する新概念のもので、クリエーターだけが経済的に利益を得る一方的なC2E(Create-to-Earn)サービスとは差がある。FANCトークンは、7月19日に取引所「MEXC」に上場した。

 WEMADEは、仮想通貨運用者hyperithm、アート投資企業Yelmae Companyなど、さまざまなブロックチェーン企業とプロジェクトに投資、良い成果を挙げている。

 WEMADEのチャン・ヒョングク代表は「WEMIX生態系の拡張のための攻撃的な投資は、引き続き行う計画」とし、「結局、すべてのブロックチェーンプロジェクトとコインは、ユーティリティーと実質的な使い勝手があることを立証しなければならないが、そのような基準で投資している。ゲーム投資において、これまでWEMADEが得た成功より収益率や規模が優れた投資収益を期待している」と明らかにした。

2022/07/22 19:45
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